リスク管理#損切り幅#ストップロス#pips

損切り幅の決め方と記録方法

損切り幅とは何か、エントリー価格とストップロス価格からpips・pointsを確認する方法、ロット計算やトレード日誌への記録方法を解説します。

更新日:2026/5/25トレード検証ラボ編集部読了目安:約8
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トレード検証ラボ編集部

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最終更新:2026/5/258分で読める

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この記事の目次

損切り幅とは

損切り幅とは、エントリー価格からストップロス価格までの値幅のことです。

たとえば、USDJPYで150.000で買い、149.750にストップロスを置く場合、価格差は0.250です。USDJPYでは1pips = 0.01として扱うため、損切り幅は25pipsになります。

損切り幅は、ロット計算、リスクリワード計算、損益計算、トレード日誌の記録で使う重要な項目です。エントリー前に損切り幅を数値で把握しておくことが、資金管理の基本になります。


損切り幅を確認する基本式

損切り幅は、エントリー価格とストップロス価格の差から計算します。

損切り幅 = |エントリー価格 − ストップロス価格| ÷ pipSize(またはpointSize)

FX通貨ペアでは値幅をpipsで表し、CFD銘柄では値幅をpointsで表します。

銘柄タイプ単位計算単位の例
JPYが決済通貨のFX通貨ペア(USDJPY・EURJPYなど)pips1pips = 0.01
JPY以外のFX通貨ペア(EURUSD・GBPUSDなど)pips1pips = 0.0001
XAUUSDpoints1point = 0.01として扱う場合がある
BTCUSD・株価指数CFD(JP225・US100・US500など)points1point = 1として扱う場合がある

CFD銘柄はブローカー仕様の確認が重要です

CFD銘柄の最小変動単位や1lotあたりの価値は、ブローカーによって異なる場合があります。pointsの計算だけでなく、実際の損益条件も取引環境で必ず確認してください。

pips・pointsの計算はpips計算ツールで自動的に行えます。エントリー価格とストップロス価格を入力するだけで損切り幅を確認できます。


USDJPYでの計算例

USDJPYで以下の条件を考えます。

  • 通貨ペア・銘柄:USDJPY
  • 取引方向:買い
  • エントリー価格:150.000
  • ストップロス価格:149.750
価格差 = 150.000 − 149.750 = 0.250

USDJPYでは、1pips = 0.01として計算します。

損切り幅 = 0.250 ÷ 0.01 = 25pips

この場合、損切り幅は25pipsです。


EURUSDでの計算例

EURUSDで以下の条件を考えます。

  • 通貨ペア・銘柄:EURUSD
  • 取引方向:買い
  • エントリー価格:1.08500
  • ストップロス価格:1.08250
価格差 = 1.08500 − 1.08250 = 0.00250

EURUSDでは、1pips = 0.0001として計算します。

損切り幅 = 0.00250 ÷ 0.0001 = 25pips

この場合も、損切り幅は25pipsです。価格のスケールが異なるだけで、計算の考え方はUSDJPYと同じです。


CFD銘柄ではpointsで確認する

XAUUSD、BTCUSD、JP225、US100、US500などのCFD銘柄では、FX通貨ペアのpipsではなく、pointsとして値幅を確認する場合があります。

たとえば、XAUUSDでエントリー価格が2350.00、ストップロス価格が2345.00の場合、価格差は5.00です。

pointSizeを0.01として扱う場合、

損切り幅 = 5.00 ÷ 0.01 = 500points

ただし、CFD銘柄はブローカーによって表示仕様や1lotあたりの損益が異なる場合があります。計算した損切り幅(points)と実際の損益の関係は、取引環境で確認してください。


損切り幅とロット計算の関係

損切り幅は、ロット計算に直接関係します。

同じ口座資金・同じ許容リスクでも、損切り幅が広いほどロット数は小さくなり、損切り幅が狭いほどロット数は大きくなります。

たとえば以下の条件で考えます。

  • 口座資金:1,000,000円
  • 許容リスク:1%
  • リスク許容額:10,000円

損切り幅が25pipsの場合、1pipsあたり400円になるよう調整することで、想定損失を10,000円に収められます。損切り幅が50pipsの場合は、同じ損失額に収めるには1pipsあたりの損益を半分にする、つまりロット数を半分にする必要があります。

損切り幅から適正ロットを確認したい場合は、ロット計算ツールを活用できます。口座資金・許容リスク率・損切り幅を入力するだけで計算できます。

損切り幅とロット数から想定損益を確認したい場合は、損益計算ツールも合わせて使えます。


トレード日誌に記録する理由

損切り幅は、取引後の振り返りでも重要な項目です。

トレード日誌に損切り幅を記録しておくと、次のような確認がしやすくなります。

  • 損切り幅が広すぎる取引に偏っていないか
  • 損切り幅が狭すぎてノイズで切られていないか
  • ロット数と損切り幅のバランスが適切だったか
  • ルール通りのストップロス位置だったか
  • 勝ちトレードと負けトレードで損切り幅に違いがあるか

損切り幅やロット数を記録して振り返る場合は、トレード日誌作成ツールも活用できます。エントリー価格・ストップロス価格・利確価格を入力すると、損切り幅・利確幅・リスクリワード比も自動で計算されます。

また、エントリー・SL・TPからRR比率を確認する場合はリスクリワード計算ツールも合わせて使えます。


よくあるミス

損切り幅を感覚で決める

損切り幅を感覚だけで決めると、ロット計算や想定損失額が不安定になります。エントリー前にストップロス価格を決め、価格差から損切り幅を数値で確認する習慣を持ちましょう。

エントリー後にストップロス価格を動かす

ストップロス価格を後から広げると、事前に想定した損失額を超える可能性があります。損切り幅はエントリー前に決め、取引中に変更しないことが基本です。

pipsとpointsを混同する

FX通貨ペアではpips、CFD銘柄ではpointsとして扱う場合があります。銘柄ごとに単位が異なるため、計算時には通貨ペア・銘柄に合った単位を使うことが重要です。

損切り幅だけ見てロット数を確認しない

損切り幅が同じでも、ロット数が違えば想定損失額は変わります。損切り幅を確認した後は、必ずロット数も合わせて計算してください。

スプレッドやスリッページを考慮しない

実際の約定では、スプレッドやスリッページによって想定より損失が大きくなる場合があります。計算上の損切り幅はあくまで参考値として扱いましょう。

計算結果を売買判断として使う

損切り幅の計算は記録・計算支援のためのものであり、売買判断を推奨するものではありません。実際の取引判断はご自身の責任で行ってください。
公開:2026/5/25更新:2026/5/25

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よくある質問(FAQ)

免責事項

本記事は、トレード記録・計算・検証支援を目的とした一般的な情報です。特定の金融商品の売買を推奨するものではなく、投資助言・利益保証を目的としたものではありません。実際の取引判断はご自身の責任で行ってください。